「集団で行う瞑想・祈りには、街の治安を改善する力がある」という科学的検証が存在

瞑想・祈り

瞑想・祈りには力があると言われています。日本ではなじみの薄い考えですが、特に、「集団で行う瞑想や祈りには大きな力がある」ことを、キリスト教国では普通に耳にしている人は多いと思います。

ところで、瞑想や祈りの実践者が増えると、その地域に住む人たちにどのような影響があるのでしょうか。

実は、集団瞑想が町や地域に与える影響について、科学的アプローチで実験を行ったケースがあります。

それが、インドのマハリシ・マヘシュ・ヨギ氏が主宰していた超越瞑想法(TM)運動になります。
私自身、マハリシ氏の団体とも関係は一切なく、TM瞑想法の実践者でもないため、TM瞑想法とはいかなるものかについての詳しい説明は省きますが、このTM瞑想法の実習者が地域の人口の1%を超える街の犯罪率が下がり、生活の質が向上するということです。

このTM瞑想によって、犯罪率が下がったという実験は、ボーランドとランドリスの二人の科学者によって報告されています。

二人の科学者は、アメリカ国内において人口1万人を超え、さらにTM瞑想を実践している人が人口の1パーセントを越えている11の都市を対象に調査しました。

その結果、これらの11の都市の犯罪率は、1972年から1973年の間、過去の犯罪率と比較すると 8.2パーセント減少していることが明らかとなりました。

参考記事url:心の地球革命「意識を変えれば世界が変わる」
出典:Borland & Landrith,1976

実験が行われる前の5年間、11の都市では、犯罪率は増え続けていましたが、TM瞑想の実践者が都市の人口の1パーセントを超えたタイミングで犯罪率が減少したのです。

ちなみに、この11の都市と人口や地理的な条件がよく似た別の都市でも犯罪率を調べたところ、 犯罪率はずっと増え続けていたのです。

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このように集団で行う瞑想や祈りには、街や都市の治安を改善するほどの巨大な力があります。その力は見えないからと言ってけっして小さなものではありません。

21世紀以降の最先端科学においては、祈りや瞑想などの目に見えない力を実在の力として認識し、その力を科学的に解明していくことで、新たな宇宙科学を切り開く大きな第一歩となることでしょう。

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