生前のエジソン、霊界通信機の実験に対するインタビュー記事

霊界通信機

エジソンが晩年、霊界通信機の開発に取り組んでいたことをご存じの人は多いと思います。

「エジソンが考えていた霊界通信機の仕組みとは、そもそもどういうものだったのか?」

霊界通信機に興味がある人、さらに霊界通信機を開発したい人にとっては、エジソンが生きているとき、霊界通信機についてどのように考えていたかを知りたくなるのは当然のことと思います。

実は、エジソンがご存命のとき、エジソンに対して、実験中の霊界通信機についての取材を行い、エジソンが語った実際のインタビュー記事が英文で遺っていました。

当時、この取材記事を和訳した雑誌が日本にも存在していたようですが、発刊された年がずいぶん昔のため、ネット上でも見つけ出すことはできず、手に入れることがほぼ不可能な状況でした。

しかし、偶然にも当時のエジソンの取材記事の内容を手に入れることができました。
このエジソンの取材記事を紹介したいと思います。

エジソンへの取材記事の内容

「予は他界に過ぎ去った人格の使用し得べき一種の機械を過般から工夫しているが、しかし注意してもらいたいことは、予は我々の人格が他界に移住することを主張するものではないことである。

予はこの点に関しては何事も確知していないから従って何事も主張しない。
ただ、もし他界に人格があって、しかもそのあるものが現世の我々と接触を希望すると仮定すれば、その際、彼が使用し得べき一種の巧妙な機械を造る可能を主張するのみである。

従来、他界の消息を伝えるための道具といわれ使用されている、テーブルやウィージャ板や及びその他は、いずれも用法があまりに幼稚で、予はその真否を懸念している。

実はあまりに子供らしくて予は本気に真面目に研究を向けることが出来ない。予の信念をもってすると、もし、果たして心霊界に真実の研究を試むべくば、われわれは、あたかも薬剤や電気や及び、そのほかの諸方面で現在行いつつあると等しく、科学的の機械を用いて、科学的に研究すべきではないだろうか。

それで、予の機械が完成すれば、 他界の人格は従来よりも少なくも容易に自分自身を発表するための、よりよき機会を与 えられるわけで、換言すれば、予の目的は心霊界の問題に科学的色彩を与えるために研究用の機械を発明することである。

さて、予の工夫中のこの機械は、いわば弁のような性質のものでその作用は極めて微弱な努力をすこぶる膨大に記録にあらわそうとするものに過ぎない。
あたかも現代式の発動場で、人がわずか8分の1馬力の力をもって弁を廻すと、5万馬力の蒸気タービンが運動を開始すると同様である

それ以上は予はその性質について発表することを好まないが、細部の工夫に着手したのは去るころからのことであって、これに協力していた人は過日不幸にも永眠したから、予の機械を使用する最初の人格はその人でなければならないと予は思う」

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かつてエジソンが雑誌記者と交わした取材の内容の中に、霊界通信機の大きなヒントが隠されているかもしれません。本取材の内容については、別途、説明したいと思います。

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